後世に残したいコピペ集

239 名前: 名無し物書き@推敲中? 投稿日: 2006/03/07(火) 18:41:56


20歳の頃、ビールや酎ハイなんてオッサンの飲み物ってばかりに
フォアローゼスをストレートでがんがん飲ってひとりで一本空けてしまった。


終電も近いとその日の酒宴をお開きにし、ひとりで歩き始めたら猛烈な吐き気が襲ってきた。
駅のホームでゲロを撒き散らしてしまった。。
喰ったもの飲んだものみんな吐き出して、ついには酢酸みたいな胃液まで全部吐きつくしたが、
まだムカツキがおさまらない。


それでも大口をあけて「ヴエ〜〜〜〜〜」ってやってると、顎の骨がガキッとはずれるやいなや、
まるで脱ぎ捨てた靴下のように、ベロンと体が口から裏返ってしまった。
視界が真っ暗になり、頬や額に髪の毛や衣服の感触があり、内蔵が直接外気の冷たさを感じている。


分けがわからず「うわーん」とパニクってるとたまたま近くにいた初老のサラリーマンが手際よく
「オウオウ痛い痛い」とつぶやきながら」ヒュルッと元に戻してくれた。
おれは泣きじゃくりながらその男性に「ごめんなさいごめんなさい」と変な礼を言うと
その人はおれの肩を叩きながら「若いからってあんま無茶すんなよ」と笑いながら電車に乗って去って行った。