後世に残したいコピペ集

338 名前: It's@名無しさん 投稿日: 2005/11/26(土) 16:21:12


・ある昼下がり、小鳥のさえずる森の中を、一人の少女が走っていた。
「おかあさん!どこにいるの?」
叫ぶ少女。だが答えは無い。 そのうち少女は、とある家の前に辿り着いた。
「ここね!ここにいるのね!」
そう言って少女は扉を開けた。
だがそこにあったのは、たった一つの日記帳。 何も無い家の中心にポツリと置かれている。
少女はそっと手に取り、読み始めた。
5月16日
明日は楽しい楽しいクリスマス。
プレゼントがいっぱい。とっても楽しみ。
5月17日
サンタさんがこない。
サンタさんがこない。
サンタさんがこない。
5月18日
昨日はとっても楽しかった。
サンタさんにいっぱいプレゼントもらっちゃった。
でもおかしいなぁ。そのプレゼントどこに置いたんだろう?
9月33日
時計の針がね、ゆっくりゆっくり私に近づいてくるの。
12月65日
今日ね、お外に出てみたの。
そしたら人がいっぱいいたんだよ。
いっぱいいっぱいいたんだよ。
でもみんな変な色だった。なんでかな?


少女は突然、日記帳を閉じた。少女は気付いてしまったのだ。
そう。少女は、気付いてしまったのだ…。

おまけ

665 名前: 名無ちたん 投稿日: 2006/03/09(木) 13:46:09


ヒントは「サンタクロースって何色?」だそうです。


1. 少女は窓から何を見てしまったのでしょうか?
2. 「サンタさん」の意味は何でしょうか?
3. 「プレゼント」はどんなモノでしょうか?
4. 「時計の針」の意味は何でしょうか?
5. 少女の母親は、どんな人だったのでしょうか?

666 名前: 名無ちたん 投稿日: 2006/03/09(木) 14:02:37

で、答えは少女が卵子だった頃の日記を見たってのが正解のようで
670 名前: 名無ちたん 投稿日: 2006/03/10(金) 03:19:26

こういう解釈もある。一概に出産と決め付けるのも難しいんだよな。


ある昼下がり。
小鳥のさえずる森の中を、一人の少女が走っていた。
「お母さん!どこにいるの?」
叫ぶ少女。だが答えは無い。
そのうち少女は、とある家の前に辿り着いた。
「ここね!ここにいるのね!」
そう言って少女は扉を開けた。
だがそこにあったのは、たった一つの日記帳。
何も無い家の中心にポツリと置かれている。
少女はそっと手に取り、読み始めた。


『私の娘へ。
 あなたがこの日記を読んでいる時、
 私はもうおそらくこの世にはいないでしょう。
 私の顔を全く憶えていないあなたに、
 この日記を贈ります。


 生まれてすぐに、あなたは
 あなたのお父さんの手により、私のもとから離れました。
 私はユダヤ人ですが、お父さんはそうではありませんでした。
 だから私のもとにいると、生まれたばかりのあなたまでもが
 ゲシュタポに逮捕されてしまう可能性があったからです。
 (サンタの正体・プレゼントがない理由)


 私はいずれ、ナチス強制収容所に入れられてしまうでしょう。
 幾日かをそこで過ごした後に、
 多くのユダヤ人の仲間たちと共に殺されてしまうはずです。
 私はいつでも神を信じ、けっして希望は捨てません。
 しかし、なぜ彼らはこのような非道な振る舞いをするのか、
 私にはわかりません。
 (近づく時計の針・変な色の人たち)
 (ローマ人への手紙9章33節)


 この日記を読んだとき、
 きっとあなたは強い悲しみに包まれていることでしょう。
 でも、いつまでもその悲しみ捕らわれないでいてほしい。
 いつか、必ず喜びはやって来ます。
 (詩編126章5節)


 いつも喜びを忘れないで。
 絶えず祈りなさい。
 すべての事について感謝しなさい。
 決してナチスに屈せず、強い意志を持ち続けなさい。
 あなたにはそのような人になってほしいと思います。
 (テサロニケ5章16〜18節・ヨブ記9章33〜35節)


 私は、いつでも神様と一緒に
 あなたを見守っています・・・  』


少女は突然、日記帳を閉じた。少女は気付いてしまったのだ。
そう。少女は、気付いてしまったのだ。


もう、この世にお母さんはいないということを・・・。

671 名前: 名無ちたん 投稿日: 2006/03/10(金) 03:21:29

これ書き忘れた 
>>サンタクロースの別名は、Father christmas