後世に残したいコピペ集

132 名前: 名無し物書き@推敲中? 投稿日: 2005/10/13(木) 01:12:04


病室には妹の苦しそうな吐息と心拍計の電子音だけが響いている。
妹の白い顔は時折苦しげに眉をゆがめるが、それ以外は至って静穏なものだ。
とても、医者がさじを投げた患者には見えない。
なんで、俺じゃなくて妹なんだ。まだ中学生じゃないか。あんまりだ。
「お兄ちゃん……」
いつもの祈りとも呪詛ともつかない思いが終わる前に、妹が静に口を開いた。
「……なんだ?」
「わたし、電車が見たいよ。」
電車どころか、この1年外にだって出られていないのに。
「電車か。……どんなのが見たいんだ?」
「うん。」
ちょっと考え込んだ妹は、儚げに笑ってこう答えた。






「……313-8500と311と213の混結9連松本行きが見たいよ。」






ちょwwwwwおまwwwwwww無理wwwwwwwwww